新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

飛ばしのパス・足の引き(ポルトバーゼル 2014‐2015 CL R16 2ndleg)

昨シーズンのCL決勝ラウンドめぐり、続けています。R16・2ndlegの試合、次はエスタディオ・ド・ドラガゴン?(ポルトのホーム?)で行われた、ポルトバーゼルです。

バーゼルというとC大阪や徳島にいた柿谷が所属しているチームですが、久保のベルンのヤング・ボーイズとはライバルにあたるんですね。まあ、あまり気にせずに書きます。

柿谷については、僕はJ1もJ2も適当にしか見ていない素人なので、あまりよく知らないのですが、試合中に見た感じでは、一旦パスを受けて、バックパスを出してから前線へ飛び出そうという感じのプレーが多かったです。

でも素朴な疑問。なぜ一旦バックパスするんでしょう?なんでそのままパスを受けた後、前線で勝負しないんでしょう?

個人的にはある程度、後ろの味方が角度を変えるのや、位置を変えるのを求めているとか、受け手である自分が密集の中の厳しい局面にいる以外は、勝負をもっと仕掛けてもいいのではと思いました。なんでもないパスでさえ、バックパスしていたら、評価が下がってしまう。

ドリブルで持ち上がるシーンもあったのですが、チームが何をしようとしているのか、読めていない感じもしました。

スキルはあると思うんです。パスをトラップで収める、さばく、はしっかりできている。バックパスも、パスミスにはなっていないのですが、でも戻しのパスを受けた味方は『どういう意図で戻したんだ?』、『なんで俺に戻すの?』という感じを受けていなかったかな…。一度周りに聞いてみては?(監督に聞いてはいけませんよ、主張ととられるから。親しいスイス人の友人などにがいいかな)また自分のどういう長所を生かすか、イメージは持っているのでしょうか。

ま、考えて、がんばってほしいと思います。同じ日本人としてです。

さて、バーゼルの監督はパウロ・ソウザ、よく戦術的に練りあげられたチームを創ったように見受けました。試合結果は、結局04で終わりましたが、最後まで戦った結果で、いい試合はしていました。

ポストの選手、シュトレラーという選手はいい選手でしたね。最後は4人FWがピッチにいたのですが、ポストプレーヤーなのに、サイドへ広がってクロスを上げたり、ペナルティエリア内で体を張って、惜しいシュートを放ったりしていました。ガッツがあり、チームの精神的支柱、そういう仕事していました。聞けばチームを代表する選手だとか。

バーゼルの戦術はガシ、デルリス・ゴンザレスの両翼のスピードを生かし、敵陣深くまで攻め込みます。ガシはクロスもかなりいいクロスを上げていました。ゴンザレスのほうはスピードが主。えぐってからシュトレラーを狙うか、二列目のミドルシュート、ズッフィ、フライ、エルネニーの比較的長いシュートというのが、バーゼルの狙いのようでした。

この2列目のシュートの精度が高く、前線もよく走るので、いい試合をしていました。

ただ中盤のせめぎあいで負けることが多く、相手の中盤の圧力に屈し、いやな位置でファウル。そのファウルのFKから2失点しました。なお、あとの2失点目、4失点目は、カウンターからやられたものでした。

70分すぎた時点で、2失点だったかな?(02)。監督はあきらめたくなかったんでしょうね、アンカーに、CBまで削ってFWを投入。4枚のFWにしましたが、やはりバランスが崩れてDFラインが崩壊、2失点を加えられてしまいました。

そこは、でも、最後まで食い下がれ!あきらめるな!そういうパウロ・ソウザの意地だったのではないでしょうか。それはしっかり見せてもらいました。

あと、フットボールの試合では、持たされている、と、持っている(ポゼッションしている)、という言葉がよく聞かれます。カウンターを主とし、ディフェンスを固めて相手に回させるチームと、自分たちがパスを回して組み立てるチーム、2パターンのチームの違いがあります。

欧州のトップチームになると、おそらくどちらもできる、というか、まず組み立てて1点を取って、あとはカウンターで点を重ねていく、守りきって勝ち切る、そういうパターンができる面子を集め、訓練しているとは思います。

この試合の、試合前のアグリゲート・スコアは11、ポルトがアウェイ・ゴールで優位に立っていた分、受け(守り)に回り、バーゼルがややポゼッションして攻めに回る感じでした。

バーゼルがグラウンダーのパスを中心に中盤を構成したのに対し、ポルトバーゼルの激しいプレスに浮き球のショートパス、ミドルパスでウィングを生かしました。これが利きましたね。

バーゼルのウィングも強力でしたが、ポルトのウィング二人もかなり活躍していました。そしてその二人に、アンカーや、DFラインからいい浮き球のパスがうまく入った。

一方でバーゼルはそのパスを遮れなかった。それが差になって表れた気がします。それはポルトがやはり一枚上だったとしか言えないでしょう。

アボバカル

ブラヒミ            テージョ

      ○      ○

        カシミーロ

中盤底のカシミーロから、エバンドロ、エレーラの中盤の二人を飛ばして、ブラヒミ、テージョによくパスが入っていました。しかもそのパスが、相手バーゼルの中盤(○)の頭の上を越えてミドルパスとして入っていく。(エバンドロ、エレーラは二人の後ろからの攻撃や、守備で効いていました)

バーゼルはゾーンを布き、ポルトの最終ラインやアンカーのパスコースを切る作戦を取っていたのですが、プレスの頭の上を越えていいポジションにショート、ミドルの浮き球、しかし軌道は低く抑え気味のパスが入れば、プレスの囲い込みを破られることになりました。

グラウンダーのみのバーゼル、パスの散らしでボランチがミドルレンジで展開できるポルト、という差になって、そこが結果に出てきていました。

バーゼルはSBが高めに位置を取っていて、プレスや攻撃に参加していたのかな?サイドにスペースができていました。前線のブラヒミが前半は躍動し、後半はテージョからうまく組み立てを創っていました。

結果バーゼルは最終ラインが、CBなど引きずり出されたり振り回され、ファウルで止めるしかなく、そのリスタートから失点、というパターンが多かったです。

また、ポルトはFKがよかったですね。足の引きが小さいくせにキック後のボールにスピードがあり(フォロースルーが大きかったり、上半身の力をうまく使えていたからでしょうか?)、ブラヒミのFKの時などは、ダニーロが後ろで走り出すふりをさりげなくしたりして、ああ、いろいろな工夫をしているんだな、そういう感じでした。

40と大差がつきましたが、緊迫した、いい試合でした。

柿谷にはがんばってほしいけれど、監督が代わったそう?で、新しい監督の戦術、わかっているんでしょうか?

ポルトが上回りましたが、バーゼルも強いチームのようなので、YBの久保にもチャレンジャーとして、スイスを盛り上げるため、頑張ってほしいものです。

長くなりました。読んでくださって、ありがとうございます。

なお、CLの試合ですが、いつも京都サンガの参考のために書いているので、カテゴリーは京都にしておきます、お許しください。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。感謝します。

(敬称略)

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