新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

京都サンガを創ろう  何が問題なのか?

僕が応援を始めた1997年ころ、京都は弱かったです。毎年のようにぎりぎりの順位で降格争いに巻き込まれ、ついに2000年には初めての降格を経験しました。ほぼ降格が決まったのは、残り2節を残しての磐田戦だったと思いますが、2ゴールを決めながら後半残り僅かから3失点を食らっての敗戦に、涙したのはなつかしい思いであるとともに、苦い味がちょっぴりします。

あの頃、よく言われたのは、監督をころころ変えるな、というのと、忠誠心のある、自分たちの選手で戦いたい、というフレーズでした。

前者については、ハンス・オフト清水秀彦加茂周、と、降格が迫るたびに監督が代わることに、疑問符が投げかけられていました。そこから誕生したのが、ゲルト・エンゲルスの続投による長期政権でした。

今では天皇杯を獲得した栄光の時代として振り返られるゲルト・エンゲルスの監督時代ですが、実はサポーターはチームを降格させた監督に批判的だったと聞いたことがあります。今ほどSNSや掲示板、ブログが発展していなかった時代ですので、真意は不明ですが、2001年の昇格争いのなっただ中に、サポーターの誰かの意見として、「監督を交代しなければいけない」、というコメント(雑誌への投稿)が出たのはよく覚えています。2001年は昇格の候補に入っていませんでしたし、2002年は降格の候補のほうに入っていて、最初開幕から東京(川崎か?)戦まで、45連敗ぐらいしてたはずでしたから、みんなが心配したのも当然だったのかもしれませんが。ゲルト・エンゲルスは期待されていませんでした。しかし長い目で見てもらえることで、結果を残したのです。

しかしゲルト・エンゲルスも2003年、降格が迫ると解任され、ピム・ファーベクが来て指揮を執りましたがあえなく降格、あれ以来J1であれほど輝いた時代(年間成績5位)はなかったんではないかと思っています。

ひょっとすると、京都人はじっくりと、よし、この人を信用しよう、という感じになりにくく、かしましいのかもしれません。だからよく、監督を代えよう、という話になりやすい。

ですし、近年の大木監督にチームをゆだねる、という手法は珍しいなあ、と思っていましたが、大木監督の後半期には、年間3位という成績を2年続きで収め、見事だと思いました。京都人は、愛すると、深いのかもしれません。まあ、大木監督も、年間3位になっても、実質、解任されてしまいましたが。

まあ、京都のみんなに聞きたい、と思っています。監督は長期の視点で見るべきか、短期の目先で見るべきか、僕なら辛抱強く、監督を育てる方を選ぶし、京都は監督と長期の関係を結んだ時にいい成績を収めてきた。だから、まず今年一年はじっくり腰を据えてチームを作ったほうがいいのでは、と。もう一度言います。

これまでの経験則から言って、監督は長期の視点で契約した方がいい。

そして、京都のサッカーを楽しんだ方がいい。あなたは勝ちっぱなしのチームなんてあると思いますか?バイエルンはそういうチームかもしれませんが、バイエルンにもドルトムントの後塵を拝する時期はあった。そこから這い上がってきたのは、いい監督と選手のチームへの愛(忠誠心)を持っていたからだと思います。

だからいい監督を軸に据え、忠誠心を持ったいい選手のグループを作ってほしいとおもっています。監督は、長期で、ということです。

さて、次は選手の育て方です。京都は1998年に超大型の補強をしました。黒崎、岩本、山田など当時のトップクラスの選手を金を払ってかき集めてきました。そしてその選手たちが1年後に出ていって、負債が積みあがったのです。

次に2000年にも超大型の補強をしました。平野、望月、大岩がやってきました。ここでもまた半年後に彼らが出ていって、負債が積みあがりました。

2007年?あたりにも大型の補強を連発したようですが、ここでまた2010年にはみんなでていき、負債が膨れ上がりました。

ここまででわかるように、京都のチーム運営の歴史は、選手補強と、選手の流出と、負債の膨張の歴史です。だから言いたい、最初から、簡単に出ていく選手は取るな。せめて中堅の選手、ベテランを取ってチームを育てていこう。最悪、出ていっても、ダメージが小さい、と。

高額の選手は取らない、それを京都のポリシーにすべきです。そして戦術や、選手の発掘で戦っていく。

問題なのは、高額で取ってきた選手が、活躍しない、忠誠心を持っていない(すぐ別のチームへ移籍する)、という点にあります。ゼロ円提示をした、というのが噂になり、フロントが責められた時期もありましたが、真相は闇の中で、選手が「ゼロを提示された」、と語っても、実際の交渉の過程は、会社側からオープンにすることができなかった以上、僕は信用していません。誰々がゼロを提示されたというのなら、もう一度言います、本当のことは、わからない、と。

ともかく、高額なお金で選手を集めてチームを作るのは、代理人や、他チームの思う壺です。まず選手を育てるということ。年棒以上にいい選手を発掘しよう、育てた選手を使おう、忠誠心を持たせようということです。

フロントも手をこまねいていたわけではなく、対策としてこれまでに生まれたのが、スカラーアスリートや、トップの育成のシステムであり、愛媛、富山、JFLなどへのレンタル移籍であり、ベテラン選手の発掘だったのです。

フロントは手を打っている。しかしサポは満足していない。なぜか、じっさいにまだチームが結果を残しきっていないからだと思います。その意味で、田村、福村、内田、和田、石田、磐瀬などが練習で成長し、富山にいっていた宮吉、三根、愛媛にいっていた伊藤、原川、讃岐にいっている高橋などが活躍して、結果を残してこそ、真の京都サンガは創造されるのだと思います。そしてそのためには、トップチームの強さや、戦術、分析力が必要だと思います。

また、戦術以上に、忠誠心の強い選手を育てるべきだと思います。

いくらユースでも外へすぐ出ていってしまう選手、残ってくれない選手は、戦力にならないのです。戦う闘志を持ち、チームに愛着心を持ってくれるなら、それは立派な京都サンガの戦士だと思います。

石丸にせよ、鈴木慎吾にせよ、美尾にせよ、チームに対する愛着心がある。そういう点が買われて、チームに入ってくれたのだと思うし、期待もあるのだと思います。

グダグダと書きました。できる限りの要点、まず優先すべき点が何なのか、をまとめます。

まず忠誠心、このチームのために戦おうとし、どんな境遇でも、このチームのために戦ってくれる選手を残していくこと。引き留めること。軸を形成すること。

ユースや若手を獲得し、所有権を保持したうえで何らかの形で育成していくこと、そしてその選手を、トップで「使えるようにする」(単純に使うこと、使って伸ばすことではない、プロだから)こと、だと思います。

そのためには、

・監督を長期の視野で見る

・忠誠心の強い、出ていかない、残ってくれる選手を軸に闘う

・ユースの選手を、「使いながら育てる」のではなく、「育てて使えるようにして」チームを強くする

が必要だと思います。

これらの条件に沿って書くと、いい監督を連れてきて長期契約をし、いい戦術を選手に埋め込んで強いチームを作り、その戦術をユースにも浸透させていくことが重要だと思います。

過去を振り返って、自分なりの勝手な意見ですが、すこし短期スパンでの見方や、ベテランをリスペクトしない見方が多くなってきたようなので、言いたくなって、少し書いてみました。

京都は強くなります。いい監督と、いい選手たち、いいサポーターと、いいフロントがいるから。みんな、がんばっているから。きっとよくなる。きっと強くなる。きっと勝てるようになる。

言い過ぎたなら、ごめんなさい。

読んでくださって、ありがとうございました。

ええ、京都は、強くなりますよ、きっと。

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