新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

「難しい。だから挑戦しよう」(堀場 厚氏)  堀場イズムを京都サンガへ(上)

昨年の京都サンガJリーグ加入後、クラブの順位としては、最悪の成績に終わった。企業でいえば、減収減益、もっとひどい表現を使えば、赤字転落、というような表現になったかもしれない。しかし本当に、京都サンガの未来は暗いのだろうか?

否!否!京都は今、基盤を作り、体質を改善しようとしているのではないか?そう感じる。大木監督時代の3位という成績から、川勝監督の9位という順位に低迷し、それが続いているように感じられもするが、本当は、地下の、目に見えないところで、改革が始まっているのではないだろうか?京都は挫折を経験した。底を打ったのだ。ここからは登っていくだけ、上を見つめるだけだ。

監督は川勝氏から和田監督に代わられた。新しい監督を迎え、チームの方針も変わり、スタイルも変わるだろう。

大木監督時代、京都はポゼッションを志向し、ボールを持ちながら攻めていくスタイルの確立を目指した。オランダ型、スペイン型サッカーの系譜である。しかし、このサッカーは勝負弱い面がある。大木監督のサッカーはある程度まで京都で昇華され、形となったが、リーグ戦では結果が出せず、トーナメントでも涙を呑むこととなった。それは、最終的に、守備でも、攻撃でも、戦術を優先し、勝負に徹しきれなかった面もあったのではないかと思う。優先順位が勝利よりも、戦術にあったのだ。オランダ人などは、美しいサッカーをよく追及するが、その分結果が出なかったのではないかと感じている。

バトゥ、川勝両体制については、その継承を目指しつつ、結局大木サッカーの亡霊に惑わされ、縛りを受けて、結局下位に沈むこととなった。

だから和田新監督には、新しい、フレッシュな気持ちで、また一からチームを作ってもらいたいと思う。

京都は残念ながら都市の規模として、関西圏においても、大阪圏、神戸圏に次ぐ、第3グループの都市圏だと思う。関東の都市群、名古屋と比べても、少し「規模としては」小さいと思う。しかし、文化や、技術などでは、世界的な能力を持つ、底知れぬ都市でもある。

京都に、小さなベンチャーから始めて、自動車や医療の分析分野で、世界的な企業となったメーカーがある。堀場製作所である。表題はその社長である、堀場厚氏の著書の題名である。「難しい。だから挑戦しよう」の中で、堀場氏は、堀場製作所は小さかったが、小さいが大きいものを倒す、自動車の計測機器?(すいません不勉強です)の分野では、高いシェアを維持できるようになっている、そう述べられている。京セラ、任天堂、ワコールを含め、これらの京都企業には、(世界的には)小さいが、技術や、文化や、考え方では、世界の先端を走っている、という思いがあるのだと思う。それは、日本電産ロームオムロン村田機械などなど、ほかの企業でも同じだと思う。

京都サンガも、これと同じことを、考えるべきではないのか?我々は収入規模としては、Jリーグの中位にある。J1では、下位になるだろう。しかしそれでも、知恵と勇気で、ここから這い上がっていこうではないか。京都しかないものを、創造し、強力なチームを作ろうではないか。堀場製作所は旗である。日本企業の旗(模範・学ぶべき事例)であるのかもしれない。堀場製作所の、京都企業の「強み」を京都サンガに植え込むことはできないのだろうか?確かに、「難しい。だから挑戦しよう」

堀場氏の著作の中では、人財の育成が欠かせない、生え抜きを大切にし、そのベース、ローヤリティ(忠誠心)の上に、チームを築くべきだと述べられている。堀場製作所の優れた創造力は、その人財の結晶として創造されたものだと感じるが、我々京都サンガも、京都の地域のサッカー界の人財を結集して、J1昇格を目指すべきではないのだろうか?

今年、京都サンガのコーチ陣には、多くOBが戻ってきた。このような生え抜きの力でまた上昇のカーブを描くことが、できないだろうか?京都サンガに、堀場製作所のようなガッツと、忠誠心と、人を大切にする心を注入して、よりよくすることはできないのだろうか。

いや、きっとできるはずだ。

(つづく)

追記:あまり熱心に更新できていません。申し訳ないです。自分なりの夢をもう一つ追っていて、そちらに時間を確保しています。こちらにも何とか時間を割ければと思っています。温かい目で見守っていただければ幸いです。今年も不定期、それもかなり間隔があくかもしれませんがよろしくお願いします。