新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

京都サンガが強くなるための、選手の環境改善案(長文失礼)

Win-Win-Winという言葉をお聞きの方、ご存知の方はおられるでしょうか?これは、例えば、本が売れることで、作者がもうかり、会社がもうかり、読んだ読者も喜ぶ、というような、幸福の連鎖をイメージする言葉です。

今回、経営者、選手、サポーター、の3者の、それぞれがメリットを得ることを考えますが、どこまで期待に応えられるのかわかりません。なぜなら、全員が利益を生むには、相当の創意工夫がいるから。また、案にもなってないかもしれませんが、ど素人のたわごとと、お許しを願いたい、僕の力は限られた、ちっぽけなものだから、そう断っておきます。また、身近に例を引くために、昨年退団された、サヌ選手が活躍するために、何が必要だったのか、という設定をしました。考えてもらえれば幸いです。

結論は一言でいえば、金ではなく、つながりや、周りの環境や、敬意、賞賛、などになるのではないかと思いますが、ともかく、サヌ選手の経歴を紹介しておきます。

サヌ、という選手をご存知でしょうか?京都サンガに、20122013シーズン所属したFWの選手になります。2001年のU-17世界選手権に出場し、3位に入賞したこともある選手です。この選手権がきっかけになったのだと思いますが、オーストリアを皮切りに、スイス、ドイツを渡り歩いた選手です。ヨーロッパでの所属は2部が多く、1部では出場機会に、やや恵まれなかったように記録は語っているように思います。2010年にフィンケ監督の就任に伴い1FCケルンから浦和に連れられて加入、この年は30試合に出場し、重用されたように感じます。しかし監督の辞任に伴い、カットされたのでしょうか、1FCケルンに戻っています。しかし1部ではありますが2年間で出場が3試合、二年目は出場0試合になってます。京都では1年目でJ2の9試合に出場し2得点するも、2年目は同じJ2の4試合に出場し、0得点。この20122013の間に、アフリカネーションズカップで準優勝したりしていますから、使い方によっては活躍の場があったのかもしれませんが、結局2014シーズンから日本を去っています。もともと、京都に加入したのは、ドゥトラ選手の退団によるもので、途中加入(おそらく7月の移籍の窓が開いてから?)で、その点でもなかなか活躍が難しかったかもしれませんが、結果を残せていません。

毎年、数多くの外国人選手が日本にやってきます。しかし、最近では、なかなか結果を出せずに苦しんだり、フィットできずに退団したりしています。本当に苦しそうに見える選手もいて、かわいそうです。サッカーは、楽しいものではないのでしょうか?なぜ結果が出ないのでしょうか?そして、「京都サンガが強くなり、外国人選手や、日本人選手が活躍するために必要なものは何なのでしょうか」「サヌが活躍するために必要だったのは何だったのでしょうか」

誇りとは?改善とは?強化とは?

清水にいたサントスや、鹿島などにいたマルキーニョス(現神戸)、横浜FMで活躍したドトゥラ、彼らと、サヌは何が違ったのでしょう?また選手が活躍するには、何が必要なのでしょうか?

金でしょうか?しかし、人間は本当に、金だけで生きるものでしょうか?

解雇されて、もしくはレンタルで、環境を変えたら活躍するものでしょうか?ノー、ある場所で、局面を打開できない人間は、そこまでで終わってしまう可能性があります。確かにチャンスはあるでしょう。でも同じチャンスが、今いるチームの中に眠ってないとは限らないと思います。

またチーム側も、同じように、選手や人材を生かす努力をしなければならない。京都サンガを夢のあるチームにしなければならない。

ではどうすればいいか。

まず根本に試合は100分の1である、ということ。生活の、ごくわずかであるということ。フットボールは生活の一部であること。給与は生きていくために必要であるということ。選手が試合に活躍するためには、当たり前のことですが、それ以外の、隠れている部分、試合以外の生活の部分を改善しなければいけないと思います。

以下に、当たり前のことしか書けないのが残念ですが、当たり前のことを書きます。

孫子』という本をご存知でしょうか?あまり薦めたくない本ですが、これを使います。はっきり言えば戦いの本、もっと突っ込んでいえば、戦争の理論書にもなりうる本です。この『孫子』に強い国の持っている基本の5つの要素というものがあげられています。

1. 道(原則・方針)

2. 天(情勢・タイミング)

3. 地(環境的条件)

4. 将(指導者)

5. 法(組織、規律、装備)

この5つの要素で、後ろのかっこ内は『孫子』の第1章、始計という章に書いてある文を、ある訳者が訳したものですが、僕の力では正確なのかよくわかりません。ただ、これに沿って、改善策を検討してみたいと思います。

1. 道(原則・方針)

孫子は、チームのみんなが心を合わせ、この原則・方針に従って一致団結できるものでなければならないといっています。このチームの目標は、したがって、シンプルに勝つこと。勝つために、みんなが心を合わせられるものでなければならないと思います。しかし、それだけでは不十分かもしれません。人間的に成長しつつ勝ち、人を喜ばせること、そして自分や会社の価値を上げること、これがミッションになると思います。つまり、このチームには、何らかの宝が、進歩が眠っていなければならない。お金でなくてもいい、ご褒美が眠っていなければならないのではないでしょうか。そして動いていくチームに、みんなが乗っていくような、そんな運営ができれば、素晴らしいのでしょうが、解決策は、もっと小さなものから始まる気もします。

・サヌにひきつけて考えるのならば、サヌを伸ばし、選手生命を伸ばしてあげるものが必要だったと思います。それは、人とのつながりの発展であったかもしれないし、新しいサポーターの発見であったかもしれないし、技術的な進歩や、知識の新しい発見であるかもしれません。語学的な進歩もその一つとして考えられるかもしれません。そしてなによりも、賞賛による評価の向上が必要だと思います。人間は褒められると向上します。サヌを身近で褒めてあげる人はいたのでしょうか?サポーターは?よくわかりません。ただ成長を信じると、きっと幸福がやってくること、人生は長い、経験は人を強くするとは思います。

2.天(情勢・タイミング)

時期、というものがあります。会社に決算があるように、選手にもシーズンがあります。夏の移籍のシーズン、冬の移籍のシーズンです。この間にステップアップすることは、選手にとって重要な情勢タイミングです。この時期を見計らって、しっかりとした契約を立てることが必要だと思います。選手を低く見積もってはいけません。選手は成長します。常に会社側には謙虚な姿勢が求められると思います。あと、代表スケジュールというものがあり、また人生の中の出来事というものもあります。それらを含めて、適切な対応が必要なのだと思います。

・サヌにとってはどうだったでしょう。アフリカネーションズカップへの参加、第1子の誕生、様々な出来事があったでしょう。それをどこまで京都サンガがサポートできていたのか、よくわかりません。選手サイドからいっているので、そこまでかかわらなければならないのか?という声も出るかもしれませんが、一人で戦っていたサヌのことを、孤独を考えるべきだったのかもしれません。そのシーズンのスケジュールを調節し、そのスケジュールに基づいて行動すること、それによって、選手のモチベーションを上げること、夏と、冬に契約の山場をもってきておくこと、それが前提なのかもしれません。そのほかにもサイクルとして計算して、選手をバックアップしてあげること、また選手のバイオリズムを高めてあげること、そのような仕組みが必要なのかもしれません。

3.地(環境的条件)

環境を整えてあげること、これが一番大事かもしれません。選手だけをサポートすればいいのではありません。「士は己を知る者のために死す」、という言葉をご存知でしょうか?その選手だけを礼遇しておけばいいのではありません。その周りの人々、家族や友人、仲間など、つながる人々とのネットワークを築いておくことが、役に立ち、その人を奮い立たせるかもしれません。人は感情で動く生き物です。その感情を奮い立たせ、駆り立てるものは、恩義であったり、声援であったり、つながりであるかもしれません。それらの周りの環境を、力が発揮できるように整えてあげること、気持ちで十分です。それが必要だったのではないでしょうか。

・サヌについていえば、家族や友人がやってきやすいように、航空券を手配したり、家やホテルを準備したり、ガイドを準備したり、そういう目立たぬ支援を、同じ人間として、もてなしの心、友人として支えてあげるふるまい、言葉の通訳の手配など壁をなくしてあげることなどが大切だったのではないでしょうか。

4.将(指導者)

指導者といえば、監督がすぐに思い浮かびます。確かに指導者が一人で強力な権力を持っているチームは強いかもしれません。しかし、それ以上に、チームが家族になっているチームも強いのではないでしょうか?お父さんに聞けないことは、お母さんに、お母さんがだめなら、おじいさんに、おばあさんに、おじさんに、おばさんに。つまり多面的なスタッフの層を作ることです。これの手を抜いてはいけません。コーチ、通訳、医師、栄養士、フィジコ・・・。それだけではありません、近所に住む人に悩んでいるかもしれないし、逆に周りの人の影響が人をつなげるかもしれません。

・サヌを例にとって、話を進めます。サヌのような同国の、信頼できるアフリカ人や、アフリカ研究者、アフリカ人のコーチ、アフリカ人の通訳(正確にはブルキナファソですが・・・)を加える。そのような、選手を支えてあげる環境を作ることも、会社の仕事だと思います。それがチームを作ることではないでしょうか。

5.法(組織、規律、装備)

こういうことをすれば、評価される。こういうことをすれば、評価されないということを明示することは、意外となされていないかもしれません。この項目は、以上のうち、特に1の道(原則・方針)を中心に、以下の3つを落とし込んで組織、規律、装備を作るということだと思います。

・サヌについては、サヌの個性を生かす、またアフリカ人の特性を生かすように、アジャスト(調整)して組織や規律を調節してあげる部分もあれば生きる部分もあったかもしれません。

以上、当たり前のことを書きました。長時間書いて、まともなことは最後のほうほとんど書けず、イノベーションにも何にもなってませんが、今後につなげるということで、お許しを願いたいと思います。

疲れました。ごめんなさい。許してください。京都サンガへの提言になれば・・・。

rona9229