新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

チームを強くするフロント力

京都が、強くて、魅力的なチームを作るにはどうすればいいのか?強力なFWを獲得すること?守備を鍛えること?優秀な戦術?いろんな考え方があると思う。逆算して考えよう。現在、上位のチームは、どこがいいから、勝っているのだろうか?

J1の広島、仙台、浦和、柏、それぞれどこが良かったのか?まず、監督がいい、選手層がいい、器(スタジアム)もいい。じゃあ、これを実現しているのは誰?GM(強化部・フロント)だろう。

広島はマツダのころからよくサッカーを知っているフロントがいるし、仙台は手倉森監督が選手のセレクトにもだいぶ口出しができているらしい、浦和のことはいまいちよくわかっていないが、柏はネルシーニョと小見GMのタッグがかなり強力のようだ。

ヨーロッパのビッグクラブを見ると、チーム全体を見通す位置に強いリーダーがいる。イングランドでいえば、マンチェスターUファーガソンアーセナルベンゲル、イタリアならミランのガッリアーニ、ドイツならバイエルンベッケンバウアーやヘーネス、スペインなら解任されてしまったがレアルのバルダーノや、バルサのレシャック。屋台骨というか、チームの根幹になるような人物がいる。

京都では、松本育夫GM木村文治強化部長、柱谷幸一監督、加藤久GM→監督、祖母井秀隆GMと強化の中心になる人物がめまぐるしい変遷をたどってきた。木村強化部長までは、監督の評価をGMがする、というスタンスがあったのだが、柱谷監督が「ファーガソンのように監督がGMを兼務するのが望ましい」と言い出して、後のチームの迷走のもとを作ることになった。百歩譲って、柱谷監督が、J1昇格後、残留に成功していたら、第二の(というか先覚者として)手倉森監督のようになっていたかもしれないが、浦和のGMとしての実績を見ても、京都の実現しなかった成績を見ても、見果てぬ夢ではあったし、GMと監督は分離しておくのが賢明だと思う。

優秀な人材に、GMとして、長期にわたってチームの方針を任せることは重要である。もちろん、成績をあげることも重要だが、それ以上にチームの骨格づくりに着手する必要がある。その意味では柱谷監督のスカラーアスリート・システムは、大きな貢献を京都サンガにもたらしていると思う。同じように、京都を強くする、スカウティング、編成、戦略などのシステムを創っていかなければならない。チームを強くするには、優れた人材(京都ならGMのところの人材)にチームの方向性を任せ、その方向性に従って、チームを組み立てていくのが最も重要なことだと思う。フロントの役割は大きい。昨年のG大阪を見てもわかる。だが京都のフロントは強くなりつつあると思う。何故か?

今のGM、祖母井GMという人材が今京都にいるのが、かなりのプラス材料だと思う。祖母井GMはユースから人材を育てて、ジェフ市原(千葉)という弱かったチームを、Jリーグの上位に食い込ませることに成功させ(ベルデニックが監督に就任した頃?01年1stステージから2位、5位、8位、11位、3位、2位、7位、2位、4位と、チーム力に比べ、かなり上位に食い込んでいる)、ヨーロッパに行かれたGMである。ユースが育ってくるまでチームが強くなるのに若干時間がかかるが、優秀な監督を独自のパイプで呼んで来て、ユースを育て、目立たない埋もれた人材をスカウト網を駆使して掘り起こしてくる能力にもたけた人だと思う。個人的には、京都というチームの強化を、祖母井GM中心にして進めてほしいと思っている。今後、5年、10年というスパンで任せるのが望ましいと思う。これだけのGMはなかなかいない、広島の今西元GM?とか、鹿島の鈴木GMに匹敵する人だと思う。

大木監督についてはちょっと僕はよく知らない。Jリーグではあまり成績を残している監督ではないと思うが(天皇杯ナビスコカップなどトーナメントでは優れた成績を甲府、清水などで残しているが、リーグについてはまだ未知数である)、今年こそ化けるかもしれない。強いチームを作ってほしいとは思うが、いい方向へ向かっているのか、迷走しているのか、その判断・方針はGMに委ねたい。

しばらくはのんびり、チームの行方を見たいと思っているが、変わりつつあるフロントには期待をしている。社長も頑張っておられるみたいだし、いい成果がついてくることを期待したいと思う。

(敬称略)

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