新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

サポーター?それともパートナー?

今年の京都サンガは、「サポーターを応援したい」というコメントが祖母井GMなどからたくさん出ている。最近読んだ、スターバックスに関する本の内容と似ている面があったので、書いておきたい。

スタバは本社をサポート・センターと呼び、社員をパートナーと呼ぶことにしているそうだ。本社と社員が対等、そして社員は最前線でサービスを提供し、会社を支える。これって、サッカーのサポーターと、チームの関係に似ているのではないだろうか?

意識の高い人はサポーターとして、特にウルトラとして、チームを「サポート」することを考えている。でもそういう人って本当に核になれる貴重な人ではあるが、数は少ないと思う。ほとんどの人は、ライトなサポ。でもその力をかき集めれば、大きな力になる、そんな現状があるのではないか。

僕が言いたいのは、スタバのように、京都サンガが、ライトなサポーターを対等の、共に戦うパートナーとして考えてほしいということ。そしてまたスターバックスの信念のように、パートナー(社員・サポーター)の満足度・自主性を高めることによって、企業が繁栄することだ。

サポーターというと、なにやらファンの方からいえばチームをサポートしているんだという気概が見えるが、会社からみると従属している感じを受ける。(ごめんなさい、歪んだ主観です)サポは会社の言うことをきく、そんな考えはまず京都サンガに関わる人にはないと思うが、サポートという言葉にはそういう印象をもってしまう。一方、パートナーというと、チームと対等に共に歩んでいるんだ、というリラックスした関係を感じるのだが間違っているんだろうか。

サッカーチームには多彩な顔があって、地域のサッカーの看板として、地域のスターとしての顔、まさに地域のトップチームとしての顔もある。一方で、参加する人にサービスを与える、サービス企業としての顔もあると思う。選手に与えるサービス、関係企業に与えるサービス、地域に与えるサービス、ファンに与えるサービス・・・。

トップチームとしては、地域に支えられていると思う。一方でサービスを提供する企業としては、地域を満足させなければならない、地域を支えなければならない。僕は京都サンガにそう思ってほしいと願っている

これまでのチームは、どちらかというと地域や関連企業に支えられていたように思う。また、なぜサポーターは集まらないのか、という話はよく出てきたように思う。しかし集まってくれたファンに、チームは、企業は、どこまで満足を与えられているかという議論は欠けていたように思う。

その中で、今年は京都サンガは地域を応援したいという話が出てきた。地域に対する社会貢献という考えである。トップチームは夢のあるプレーをし、つながり隊は種をまき、指導者講習会は技術を落としこんでいく。意識の変革が起こり、いい方向にチームが変わりつつあるように感じる。

僕らは(株)京都パープルサンガも、トップチームも、ユースも、関係企業も、地域も、ファンも、それぞれがパートナーで、お互いに支えあっている、影響を与えあっているのではないかと思う。お互いの持ち場を守り、お互いの満足を引き出していくことができれば、提供しあうことができれば、それぞれの人生や、チーム・企業としての価値が高まるのではないか。

京都サンガのメーンのスポンサーになっている企業群は、まじめで、一生懸命にモノづくりに取り組んでいる企業が多い。また経営理念をしっかりと持ち、独自の経営を行っている企業もある。

これらの企業を満足させるのには、単にお金の問題だけではなく、勇気づける、文化をはぐくむ、これが京都サンガだ、というサービスを提供し、満足してもらう必要があるのではないか。地域に京都サンガはよくやっている、そう認めてもらう必要があるのではないか。企業理念が必要だ。これらの企業群の旗として、また京都の顔として、僕はみんながつながっていけたら、お互いがパートナーとして助け合えればと思う。

お金の面では今井社長や京セラ中心に奮闘されているようだが、文化面での祖母井GM、、トップチームの責任者としての大木監督、それぞれの活躍を期待したい。

スターバックスはまず社員が自分のサービスに満足することで、自分の提供するコーヒーに全力を尽くすことで、発展していった。一人の人間が一杯のコーヒーに素敵な思いを詰め込めることができるのならば、京都サンガに関わる会社・企業・地域・ファンのお互いがパートナーとなり力を合わせたら、サッカーを通じてどれだけ素敵な思いを、どれだけ大きな感動を発信できるか、わくわくする。広く人を巻き込んでいけるのではないか、そう感じる。そしてその先に新しい「京都スタイル」が、成功があるのではないかと思うのだが、間違いだろうか。

(この文章を書くにあたっては『スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉』岩田 松雄 (株)中経出版 2012 を参照しました)

(敬称略)

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