新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

雑感・京都サンガについて マーケット・インからプロダクト・アウト

「顧客は間違っていたとしても正しい」、「カスタマー・イズ・オールウェイズ・ライト(Customer is always right)」という言葉があるそうだ。

なるつもりはないが、興味があって「アントレプレナーになろう!」福島正伸、(ダイヤモンド社、1999)という本を読んでいる。

企業家は、何もないところから会社を創り、そして顧客を開拓していく。彼らがどうやって人を巻き込んでいくか、知りたかった。

人をどうやって動かすのか、人をどう生かしていくのか。

京都サンガをめぐる環境を新しくしたい、今の環境を変えたい、そう思っている。

京都サンガをめぐる人の動きをどうするのか、新しいイノベーションを興すにはどうすればいいのか?アントレプレナーならどうするのか?アントレプレナーでなくても、その手法を応用して考えた場合、どうなるのか?知りたかった。

みんなはトップチームの構成や、トレーニングがチームの力だと思っている面があると思うが、チームを取り巻く環境や、ファンの行動も含めて、全てがチームを形作っているんだと思う。

チームとは、集団の力だ。しかも、サッカーチームの集団というのは、トップ、ユース、フロント、スポンサー、自治体、ファンなどの様々な構成員を持っていると思う。それらがそれぞれの思いを持っている。それをまとめ上げることで、集団は力を発揮するのだが、少なくとも京都サンガというチーム・集団は、複数のベクトルを持っているのではないか、まとめきれていないのではないか、そう疑っている。

時々、「京都サンガ、負けろ」、「弱い」、という人に出会うこともあるし、ここで「京都は本気で昇格する気がないのではないか」と否定的に書いたつもりの記事を、肯定的にリツイートされたこともある。

つくづく、京都人というのは複雑だと思う。またその多様性が、様々な文化をはぐくみ、新しい考え方を育ててきたのだとは思う。

そこで最初に戻る。「顧客は間違っていたとしても正しい」、「カスタマー・イズ・オールウェイズ・ライト(Customer is always right)」つまり、自分の憂さ晴らしのために、京都サンガを攻撃してくる人がいたとしても、我々はそれを、肯定的にとらえるか、少なくとも、否定的にとらえてはいけないのではないか。それらをも反映し、幅広く、奥の深いチームを創るべきではないか?

選手の苦労を分かっていないのか?などと考えないで、そうか、そういう考えがあるのか、それならそれを生かそう、そう考えて、発想を転換してはどうか。批判は発想の絶好の種なのである。チャンスなのだ。何かの機会をその人は与えてくれたのである。

京都サンガをめぐる環境は、肯定的なものと、否定的なものがあると思う。京都だけでない、どんな組織だって、肯定派と否定派がいるものだと思う。

そのうちの肯定的なものはそのままに、否定的なものには、「ありがとう、君がそう言ってくれて、よくわかった」「そういう発想もあるんだね、こう転換しよう」と読み替えてやる必要があると思う。

少なくとも、感情的にならないほうがいい。そういう挑発は、チームへの、「冷静になれ」というアドバイスであることが多い。

こういうふうに、顧客に合わせて自らを変形していくことを、マーケットに合わせる、とでもいう考え方だと思うが、『マーケット・イン』と呼ぶそうだ。一方で、自らのスタイルを創り、アピールすることを、『プロダクト・アウト』と呼ぶらしい。

顧客の形成や、ファンの理解を得る過程では、マーケット・インして顧客の感情をまとめ上げ、それを反映したプロダクト・アウト(製品を提供・試合を提供)が行われ、そして再度マーケット・インして考えていく、のループが常に行われているのではないかと思う。

現在、京都サンガは、マーケット・インにおいて、肯定的な意見に耳を傾けすぎていて、隠れている、そして離れていたり、巻込めきれてない人々の、否定的な意見に耳を傾けきれていないのかもしれないと思う。そしてそれら『部外者』の意見も取り入れて、さらに研ぎ澄まし、京都サンガを京都地域の旗印にしていく、そういうプロダクト・アウトの作業をしていくべきだと思う。

インプットとアウトプットの作業、これらのうち、顧客の声を拾う、インプットの作業については、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)というマネジメント・モデルができていて、それについては方法などを調べたいと思っている。

一方、それらを、どうアウトプットするか?

『企業家』の『企業』とは、新しいビジネスモデルを創ることである。京都サンガに、新しい風を吹かせたい、そう思うならば、新しい発想が必要だろう。

では新しいことを行うには、何が必要か?

ともかくこの本で、気になったことを書いてみる。

・社会へ貢献すること、人のために、愛を持って行動すること

・本気で、全力を尽くすこと

・人の見ていないところで、自分を律すること、努力すること

・小さなことでいい、何かを始めてみること、行動すること

そしてそれら全部を含めて、プロサッカーリーグというジャンルで戦い、1番を目指すこと。サッカーというジャンルの、どんな狭い分野でもいい、第1人者を目指すこと。

FWの技術、MFの技術、DFの技術、GKの技術から始まって、ゴールを取る力でもいい、クロスの精度でもいい、ディフェンスの力でもいい、セービングの力でもいい。

会社なら、スポーツビジネスの、営業の力でも、広報の力でも、スカウトの力でも、マッサージの技術でも、育成の力でも、何でもいい、1番の能力を目指すこと、スペシャリストの集団になること、研ぎ澄ましていくこと。

今、京都は、昔のような、J1を降格しないチーム、J2上位に食い込むチームから、黒字を出すチーム、営業利益を追求するチームへと体質へ変化させていると疑われているのではないだろうか。違いますか?

もしこれが本当ならば、ここに新しい風を吹きこませる。せめてJ2というカテゴリーのトップに食い込むチームとか、魅力的なサッカーをするチームとか、選手を育成するチームとか、なにかの№1へと、目標設定を変えたほうがいい。

本気というのは、にじみ出てくる。連結決算方式の子会社にした場合、株主への説明責任が問われることは、プロ野球の制度設計を見る限り、よくわかった。

だけど、ソフトバンク・ホークスのように、広告塔として、立派な役目を果たしているチームもある。

一方で、京都サンガの広告効果も今後上げられるはずだ。

よく、「京都サンガは弱くなった」、といわれるが、それは20072010頃の、信じられないくらいお金をかけて効果が出なかった、もしくはそう思われている、反面教師である可能性がある。

しかし僕は言いたい、「負けても魅力的なチームはある」、「美しく勝つチームはある」、と。

人事面についてはもう口を出さない。監督替えろ、とか、替えるな、といって、全力で、本気で戦っている人を侮辱はしたくないと思う。またそして、それがなんとか報われてほしいと思う気持ちを、抑えきれない。

チームの表現したいことや、目指しているものには興味はある。どのようにファンに接し、情報をインプットし、どのようにチームを創り、プレーを表現していくか。

問題は、お金や、組織や、システムじゃない。情熱や、何よりも、どのような言葉を、どのようなメッセージをチームが発しているかだと思う。

現状では、J2残留をいち早く決め、来季へのテストを始めるべきだと思うが、それに向けた言葉を、みんなが発せてるのか、とは思う。

だからもう一度、マーケット・イン、プロダクト・アウト、の現状を確かめてほしい。未来につながる発想を、情熱を、新しい風を感じたい。突き詰めていえば、ファンの声をしっかりと聴いて消化する、そういうことをしてほしい。

いつもながらうまく言えてない。

ただ、京都によくなってほしい、京都に新しい風が吹いてほしい、京都が新しい旗印になってほしい、そう願っている。

ここまで、読んでくださってありがとうございました。

感謝します。

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