新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

戦力均衡論 Jリーグへの小さな提言

プロ野球のことについて調べて、そこからJリーグにフィードバックする、特に互いの棲み分けや、共存を考えられないか、ということを唱えておりましたが、全く手が付けられておりません。

とりあえず、大坪正則『パ・リーグプロ野球を変える』(朝日新書 288、2011・3)を読んでみた。いや斜め読みしてみた。いやもっとひどいかな、つまみ読みした。全部は目を通したけれど、PLM(パシフィックリーグマーケティング)の条項や内容、国税庁の損金の通知、とか言われても、チンプンカンプンでついていけなかった、というのが真相かもしれないです。いいことはたくさん、たくさん書いてありましたが。

筆者はかみ砕いてプロ野球パシフィック・リーグについて述べてくれているので、非常にわかりやすかったです。でも正直、広範囲にわたって書いてあったので、どこについて切り込み、Jリーグに還元することを書いていいのか、迷うほどでした。

2004年の選手組合?によるストライキ以降、新たな手法がパリーグで様々に導入されたことについて、本書は懇切丁寧に書かれていました。

球団経営において、スタジアム(球場)の管理費がいかに影響を持っているかということ、ロッテやライオンズが取り入れているというCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント←これについてはまた調べます)、楽天の看板広告の売り方、ソフトバンクの九州、沖縄に網を張ったスカウト網と動員の関係、などなど、興味深い話がたくさんありました。

しかしそれぞれは今後のネタとしてとっておいて、今日は小さな話題として、戦力均衡論と、自由競争論について扱ってみたいと思います。

戦力均衡論とは、戦力が均衡していた方が試合が面白くなる、という観点から制度設計がなされていることであり、自由競争論とは、自由に競争がなされ、規模の大小があっても面白い試合がみられる、ジャイアントキリングなどが見られる、という考え方です。

前者は主にアメリカ型のスポーツ、NFL、MLB、NBA、NHLなどで主要となっている考え方です。

後者は、Jリーグや、欧州の各サッカーチームなどが行っている手法で、スリルやドラマは、優勝、降格、昇格、上位リーグ(CL・EL)での戦い、で行われる、というものです。

自由競争に関する理論は、本書ではどちらかといえばあまり扱われておらず、戦力均衡論について主として書かれていたので、戦力の均衡について、どのような方法がとれるか考えてみました。

ドラフト、サラリーキャップフランチャイズ制の3つです。

・ドラフト

ドラフト制とはウェーバー形式でのドラフトを、今回は指しているつもりです。ウェーバー形式とは入団する選手を、下位の球団から順に指名することができる、という方式のことです。

Jリーグでは現在、新加入の選手は、自由競争で獲得できることになっています。その選手を、一人だけでいい、早い段階で、この選手を今年うちは指名したい、というふうに指名して、プロテクトすることができるようにすることです。

そうすると、選手は行きたくないチームに行かざるを得ない局面も出てくる。その場合どうするか?巨人の菅野がやったように、一年浪人させるか?

そういう場合は、上位のチームが移籍金を払い、獲得する。下位のチームに補償金を払い、移籍ができるようにする。

これは下位のチームに優位なシステムです。また移籍市場を活性化する目的もある。あと、ああ、こういう選手もいるのか、ということで、話題作りにもなるし、その後、その選手を大切に育てようという機運にもなる。

第2に、このシステムを稼働させることで、欧州など海外のチームからも、プロテクトをかけられるようにしておく。Jを経ないで欧州へ直接入団する選手も今後現れないとは限りません、その時、少なくとも日本協会に所属する選手で、守られてない選手が少なくなるはずです。

またアメリカではよく使われているように、指名権を売り買いする(先に言ったことと同じか)こともできるようにしてもいい。

選手側にもメリットを創る。それはすでに入団時にA契約が行えるようにする。また、J1に限る。最低賃金と最低契約金を保証する、などの制度設計を行うことにより、お金の流れを創りだすとともに、話題を創り、Jリーグを活性化し、また戦力を均衡化させたりすることはできないでしょうか?

これは一案として、提案しておきます。盛り上げになりませんかね?

サラリーキャップ

これは、選手の給与総額を配分金、広告費という予算に沿って組み立てるという考え方です。広告費の大きなチームは優位になりますが、ファイナンシャル・フェアプレーにこれは近い考え方かな、とは思いました。

プロ野球の補てん金は、大きなチームでは3040億に達するということで、凄いビジネスの話だなぁ、とは思いつつ読んでいたのですが、これを縮小するために、かなりどのチームも努力をされているようでした。

そのうち、日本ハムファイターズについては、予算を持っている、という話だったので、今度、日ハムの藤井元社長の本を読む予定をしています。(いつになるかわかりませんが・・・)今後、少し見てみたいと思っています。

フランチャイズ

オリックスは、2005年ごろから、神戸から大阪にフランチャイズを移したんだそうですね。まあ、京都にもオリックスファンは時々であうので、あまりフランチャイズ、というのは意識していませんでした。

アメリカなどでいうフランチャイズには、独占権が与えられていて、この地域についてはこのチームのファンが多い、この地域については、このチームのファンが多い、という棲み分けがあるようです。

Jリーグでも、スタジアムを基準にしてチームを創っているようですが、最近チーム過多で、徐々に集客力が変化しているのではないかと思います。総数は徐々に増えるが、小さなチームも増えてきている。その分、大きなJリーグという市場ではあるものの、チームによってファンを分け合い、マーケットでのファンが細分化されていきつつある。

このファンを、倍にできないか?

そんな魔法は、たぶんないでしょう。

しかしパシフィック・リーグセントラル・リーグのように2リーグ制を採用してはどうでしょうか?

ユースの高円宮杯プレミアリーグは東西に分かれてリーグ戦を行い、その優勝者が決勝を戦うようですが、このようなリーグ編成を持ったリーグを創ったりはできないでしょうか?

つまりパではどこどこ、セではどこどこというふうに、2つのチームを応援してもらうということです。

東西、で分けるだけでなく、まあ、サントリーと、ニコスにかつて分かれていたように、明治安田生命Jリーグと、もう1つのリーグを創っちゃう。リーグが分かれることになりますが、交流戦などもできますし、アイディアとしての出来はどうでしょうか?よくないんでしょうか?

とりあえず、戦力均衡論でよく取り上げられる、ドラフト、サラリーキャップフランチャイズについて?まず書いてみました。

他にも取り上げられているものもあるのかもしれませんが、私の力では、ここまでが精一杯でした。

読んでくださってありがとうございました。

何かの参考になれば、幸いです。

読んでくださった方に、感謝を述べておきます。

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