新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

柔らかな守備組織(20142015 CL R16 レアル・マドリー — シャルケ 2ndleg)

前シーズンの試合ですが、すっごい点の取り合いでしたね。

シャルケの試合は2回目でしたが、なかなか面白いチームでした。

一方のレアル・マドリード、この時点ではカシーリャスがさえなかったですね。ベイルも精彩を欠いたし、ケディラもよくなかったですね。ベイル以外は移籍したんでしたっけ?

ハメス・ロドリゲスセルヒオ・ラモスは怪我、かなり苦しい試合をしていました。

シャルケは戦前の予想の4バックではなく、3バックから入った、と解説は言っていましたが、実はそう見せて4バックだった?

いや、正直、シャルケの試合を続けてみていないので、よくわからなかったんです。ただわかったのは、ヘーガー、ノイシュテッター、マイヤーが中盤を構成していたのではないか、ということ。

え、バルネッタ?この選手、両サイドに顔を出していたようだったので、よくわからなかったです。スカパーは、右のWBと表示していたんですが、時々左サイドにもいたような気がしました。

シャルケの最終ラインの構成もよくわかりませんでした。シャルケはともかく柔らかな守り方をしていたような感じでした。

試合は個々の能力の高いレアルがガンガン攻めあがって、シャルケも負けずに応戦する展開でした。シャルケは1stlegで02とビハインドを背負っての試合、レアル相手でも引きませんでした。

先制点はシャルケでした。

フンテラール、チュボ・モディンの背の高い二人のトップにクロスを当て、戻したボールをミドル、というパターンが多かったですが、先制点のシーンでは右からのクロスをフンテラールが囮になってスルー、それをフックスが蹴り込みました。カシーリャス、当てたんですけどね、弾けませんでした。

しかしレアルもすぐさま反撃、クリスティアーノ・ロナウドのCK?FK?からのヘッドであっさり追いつきます。鮮やかなゴールでした。

試合はその後しばらく拮抗しますが、アクシデントが起きます。シャルケの2トップのうちのチュボ・モディンが怪我で交代、若いザネが入ります。シャルケは中盤の厚みを増し、ワントップのフンテラールに当てたボールを中盤が回収して、シュートに持ち込むようになります。

レアルの中盤はクロース、ケディラが何をしているのかいまいちぼんやりしていて、イスコはどんどん前線へ持ち上がります。

そのうちシャルケのカウンターだったのでしょうか、トップの二人がポストのような感じでからんだボールを左の誰かがシュート、こぼれ球をフンテラールが蹴り込んで、またリードを奪います。

前半のレアルはペナルティエリアの中に簡単に侵入を許す状態で、DFの連携も悪く、バックパスを狙われて危ないシーンなどもありました。

しかしまたまた左サイド・コエントラオンのクロスをロナウドがヘッドで決めてゴール、22と追いつきます。

こうして、前半は終わりましたが、点の取り合いは後半も続きます。

シャルケはポストのフンテラールが踏んばる戦い方をしたのに対し、レアルは流れるようなパス、速いパス回しから一気にゴールへ攻め込み、イスコなどのパスから、ベンゼマ、CR7、ベイルがゴールへ襲いかかります。ポストのシャルケ 対 流れるパスのレアルと、かなり対照的な戦いになりました。

そのぶつかり合いのうち、レアルに勝ち越し点が入ります。左サイドの押し込んだ状態から、ベンゼマが豪快に中央をぶった切ってゴール。

速いですね、ベンゼマ、シュートもモーションが早かったです。

ああ、これで決まりか、と思ったら、代わって入ったザネが、ミドルを撃って、ゴールを決めます。カシーリャスは一歩も動けてなかったので、死角になっていたんですかね?寄せも甘かったのかな?いいシュートではありました。

シャルケはさらにまだ粘ります、メモを取っていないので正確ではないかもしれませんが、フンテラールが抜けだしてゴール、アグリゲートスコアをレアル54シャルケと1点差にし、この試合のスコアに限っては、34とアウェイなのに勝ち越しに成功します。

しかし反撃もここまで、レアル・マドリ—が逃げ切って、QFに進出しました。しかしまれに見る打ち合いだったと思います。

しかしシャルケの守備はすごく柔軟に変化していましたね。僕がメモを取りそこなったのは、その守備のシステムに気を取られて、経過を書き損ねたからです。

シャルケは前線2トップに2人が絡む4トップのような形になる場面もあったと思いますが、基本は442だったと思います。しかし途中3331になったり、532に変形して見えたりしました。

陣形?フォーメーション?そんなの意味がない、数字のお遊びだ!という方も最近多いような気がするのですが、確かにその通りです。

しかしあえてなぜこのように見えたかを探ってみると、理由は『レアルの陣形が変化するたびにシャルケも陣形を替え、対応していた』のではないでしょうか。

シャルケは、CB31ナスタシッチ、CB32マティブと比較的番号が高い選手をセンターにおいていました。(これは補強でとってきた選手だったからですか?)そして、4へべデスという選手を、右サイドのSBか右のCBの位置に置いていました。つまり相手の左サイド、CR7の動きをへべデスで封じにかかったのでは?

中盤ではバルネッタを泳がせ、守備の危険な場所に出没させては、引き締めを図っていました。アンカーはノイシュテッターが務めていたと思いますが、バルネッタがやや流動的に動いていたようです。

京都でいえば、両サイドどちらでもできる、駒井とか、伊藤や、ボランチの原川の誰かが流動的に動き、両サイドのWBのスペースを埋めたり、中盤のキーマンの動きを止め、最終ラインのサイドにはSBに磐瀬や下畠のようなCBもできる堅い選手を入れてあるようなイメージになります。

レアルの攻めは3人速攻の形をとることが多く、最前線の2人のFWを3枚の最終ラインが捉まえ、残る1人の中盤を前の3枚がディレイし、前線の4枚(1ポスト・フンテラール+3枚)が戻ってくるのを待ったのが、3331の形、特に後ろの33の形です。また速攻の形でスペースを与えると自由にやられるので5枚で待ち構えたのが532、というふうに見ていました。まあ、ですが、どれも主観丸出しの、ど素人の勝手なたわごとですね。

しかし少し当たっていたとして、シャルケがこれだけ自在に守備を変形したとしても、そこから3点取ってしまうレアルの攻撃陣も強烈だな、という印象を受けました。シャルケの守備・ポスト、レアルのアタック、見ごたえありましたね。

最後に、どちらかといえばシャルケ目線で書いたので、レアルについて、少しだけ付け加えて筆をおきます。

レアルは前線の4枚だけで崩しきってしまう力がありますが、速攻に偏っている感じがしました。遅めの攻めがなく、連携に難がある。速攻ができない状態、引かれてスペースを消されると、選手が自由を奪われる可能性がある。

ドン引きブロックを崩すには、セットプレーを使えばいいのですが、詰まった時、それ以外でレアルはどうするのかな、と思いました。リーガは見れないので、CLでしか確認できないと思うのですが、現状、どんな感じですか?

クロースのプレスの速さは際立っていたのですが、中盤の底の堅さとか、ボール奪取とか、ゲームメークとかという点では、解決策が必要かもしれないと思いました。中盤のうち1枚はハメス・ロドリゲスかイスコの攻撃の指揮官、一枚はクロースのファーストディフェンダー、ではもう1枚は誰なのかな、ということです。ケディラや、モドリッチアンチェロッティは使ったり試していましたが、CL制覇の時は、誰がそこにいたんですかね?

最後のピース、誰が入るか、今後も興味深く見たいと思います。

長文読んでくださってありがとうございました。感謝します。

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