新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

(欧州など)スタジアム随想

天皇杯京都サンガ立命にきわどい試合をしたようですね。いや、正直途中経過を見てて、こりゃ負けたかな、と思っていました。ファン失格ですね、すいません。

次の流通経大戦はビデオで分析ができそうなので、楽しみにしています。

さて、『死ぬまでに行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼』(澤井 聖一、株式会社エクスナレッジ、2015)という本を読みました。

欧州スタジアムのガイド本なのですが、様々なチームの内情や、スタジアムのことについて面白いことが書いてあったので、参考までに書いておきます。

まず、国立球技場について

国立球技場のことについて、議論がいろいろされているのですが、欧州のスタジアムといっても、いろいろあるのですね。

サッカー専用のスタジアムもあれば、フットボールスタジアム・ラグビーとサッカーが兼用でできるもの、さらには陸上競技も兼ねて行えるものがあるようです

所属も、市が持っているもの、オリンピック委員会や国が持っているもの、チームが持っているもの、様々です。

イングランドでは巨大なスタジアムの建設があちこちで行われており、プレミアも人気がありますが、外資が入ってきている率が高い。それらの外国資本との協力でスタジアムもできているものが多いようです。

一方、最近活況のドイツでは地元企業が長期のネーミングライツをとって、そのお金を基にスタジアムの改修をしたり、運営を行っているようです。だからかなり規模の小さい自治体のチームでも、大きなスタジアムを持っていたりする。

それに対し、イタリアや、フランスは過渡期のようです。

イタリアはまだ自治体所有のスタジアムが多く、自前のスタジアムを持っているのはユーベとサッスオーロくらいだそうです。

フランスは自転車競技が盛んで、またラグビーも強いし人気がある。従って、サッカー専用ではなく陸上のトラックや、ラグビーのためのスペースが設けられている。その分、サッカーには見にくくなります。

ただ逆説的に、国立競技場を様々なスポーツに使うのならば、イタリアや、フランス、特にフランスに設計を学んだほうがいい。そういう観点が設計の段階で抜けていたのでは、と思います。

イングランドのスタジアムの多くは、アーチボルト・リーチという、超有名な『スタジアム建築家』によって建築されました。

新国立の設計の見直しをするのですか?もともとイラク人の女性の設計家のデザインだったとか?スポーツに造詣の深い、スタジアム建設に特化した専門家の建築家を選ぶのもいいのではないかと思います。

また、スタジアムの機能について

各国のスタジアムについてみていると、もともとは、オリンピックや国のスポーツ祭典のために巨大なスタジアムは作られたことが多く、はじめは陸上トラックを備えていたものが多かったようです。

しかしその多くが姿を消していきました。どうなったか?

多くは、座席に代わったようです。ピッチの高さを掘り下げて、陸上トラックだった場所は座席とし、収容人員を上げつつ見やすいスタジアムを作り上げたわけです。

新国立も可動式の座席を使い、8万人の収容を図る、とのことですが、横国?も同じような手法で、収容人数を上げることができないでしょうか?横国はスタジアムの形態上、掘り下げて、収容人員を上げることは不可能のようですが。

またJリーグの秋冬制ということが、近年検討されているようですが、北国の欧州にあるスタジアムの多くは、スタジアムの地下に暖気施設、温熱線を引いて芝を保護するか、ドームにして初めて試合ができるスタジアムもあるようです。

古い時代、どのように試合が行われていたかまでは調べられていませんが、少なくとも近年の巨大スタジアム群は、ハイテクの塊の、最新鋭のシステムで運営されて、はじめて運営が可能になっているようです。巨大な屋根もそう。それらを支える技術ができるようになって、はじめて観戦は、女性や子供にも開かれるものになったのではないでしょうか。

最後にチームについて。

国立はウェンブリーやトゥイッケナム、スタッド・ドゥ・フランスのような位置づけなのでしょうが、他のスタジアムには、イタリアのオリンピコのような公的なスタジアムでも、それを利用するチームがあります。

マドリードバルセロナ、パリ、ローマ、ロンドン、ベルリンのような巨大都市がヨーロッパにもありますが、かなり細かい区分わけがなされていたりして、それを支える人口というものや、その対象となるサポーターの層なども、様々のようです。

人口と、チームの関係なども見ていたのですが、それは関係を把握しきれませんでした。

ただもう一度言いますが、イングランドでは外国からの資本が多く集まってきており、ドイツは自国の繁栄を基にスタジアムやチームを強化しているように感じました。

イタリアではローマやインテル、ACミランなども外資を入れようとしており、フランスではPSGなどがそのような対象となっているようです。

Jリーグでは外国資本の参加はタブーというか、微妙な関係のようですが、今後動向を見守るべき事項だと思います。

またユナイテッドのように名称がついているチームは、複数のチームが合体してできたとのことでした。イタリアではローマや、サンプドリアが合体を基にできたチームのようです。

このようなチームが分かれたり、合体したりすることもあるんやな、そう思いながら読みました。

ま、以上、簡単な読書感想文です。

面白い本を書いてくださった筆者には感謝を。

そして、この文を読んでくださった方にも、感謝を。

また何か発見すれば書きますが、今回はこれぐらいにしておきます。

ありがとうございました。

(敬称略)

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