新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

ぶれない信念はあるか?

京都サンガの運営に、継続性はあるのか?

宮吉拓実選手のレンタルを機に、サポーターから批判や反発が出ているようです。経営サイドからもバドゥ監督を途中解任したことから、おそらく違約金が発生し、レンタルでの選手の獲得は利益を押し下げたでしょうから、不穏な空気が漂っているように感じます。ここは生みの苦しみ、我慢が必要な気がします。

離婚を控えた夫婦には、お互いの短所しか見えない。長所を、相手がいなかったらどれだけ不幸になるかを考えてみると、離婚を防ぐことができるといわれます。京都サンガのベクトルが、バラバラに分散してしまわないように、大木監督が去られたいま、特に今井社長祖母井GM体制を核に継続を実施することが、何よりも必要だと感じます。

個人的には大木監督が残られるといいなぁ、とあまい考えを持っており、そのため、「ありがとうございました」のメッセージも出したのですが、結局、大木監督は去って行かれました。それについてはもう述べますまい。

バドゥ監督についてはほとんど見られなかったので残念でしたが、川勝監督は、低予算で東京を5位に食い込ませた手腕を持たれており、マネジメントや、相手への対応も筋金入りでいい指揮官だと思います。これから京都を上昇気流に乗せてほしいと思います。

今井社長は一定の柔軟な経営判断を持たれており、隠れた、目立たないリーダーシップでこのチームを支えられていると思います。またかつてのように、チームが暴走しないよう、歯止めをかけておられるのも社長の手腕だと思います。

選手にはいい選手が育ってきていると思います。スタメンに生え抜きは駒井を筆頭にし、酒井、伊藤、中山、と若手から中堅にいい選手が食い込んでいると思います。スカラーは機能していないという方もおられるようですが、駒井選手、伊藤選手など、活躍は広がり始めていると思います。特に控えやレンタル組にいい選手がごろごろしている。他のチームからも、いい選手を発掘してきている。

レンタルで経験を積んで、戻して起用するというスタイルも定着し始めており、サイクルができつつあるところだと思います。中村充、久保、安藤、染谷、守田、児玉、と生え抜きで育った選手が出て行ってしまったことは誤算ですが、彼らが活躍ているか、していないかをよく観察して、クラブの判断を考えるべきだし、これも、アヤックスのように仕方がないかな、とも思っています。チームの経営とは何なのかも、少し考えてもらえればと思います。

サポには、熱くて、温かい人が多く、このクラブをしっかり見つめられている人も多いです。いずれファンがまた増え、西京極は満員になることでしょう。熱とは伝わっていくものだから。

最後に、祖母井GMについて触れます。

ヨーロッパの有名クラブを見るに、優秀な指導者がいることがわかります。それは監督であったり、GMであったりします。両者が同時に存在するのが理想ではありますが、現在京都は、今のところGM主体でチームの舵を取っていると思っておくほうがいいと思います。加藤久氏が全権を持たれていた時代にまた戻るのか、このクラブを適正に導いていける人材に、舵をゆだねるのか、よく考えたほうがいいと思います。僕なら祖母井氏の方針に賛成します。

地域へのフランチャイズの浸透、監督の選定や選手の育成、特に交渉力や知識が素晴らしい。語学力も、日本人GMの中ではずば抜けており、だまされることがない。監督をできる実力があり(大阪体大での実績は有名)、いい監督を続けて呼ぶことができる。オシムだけがクローズアップされることが多いですが、ベルデニックを呼んできたのも祖母井さんですし、「その監督の戦術がフィットすると」、大きく成績を伸ばします。アカデミーの運営や、生え抜き選手の育成にも手腕を発揮し、千葉から阿部や、茶野、村井などが出たのも祖母井氏の手腕だと思います。スタジアム(フクアリ)ができたのも、祖母井氏の頃だったのでは?

ACミランのガッリアーニや、元レアルのバルダーノなど、監督に方針を預けずに、GMに方針を預けるチームは多いです。フロントがしっかりしているチームは、方針がぶれない。今、京都サンガは芽を出そうとしている。この芽が実りを生むにはもう少し祖母井さんに頑張ってもらわなければならないと思います。

日本人の革新的な戦術家が登場すれば、確かに「特徴的なクラブ」は出来上がるでしょう。でも今のところどこを見渡しても、そんな特徴的な戦術を採用しているクラブはありません。アヤックスや、バルサのようなクラブなら、ミケルスやクライフの残した戦術で、「特徴的なクラブ」を作ることができますが、「特徴的なクラブ」と、「ぶれない方針を持つクラブ」というのは似ているが、全く同じものではないと思います。戦術家として大木監督は数少ない例外だったかもしれませんが、「クローズ」は、育成には害のある戦術だったとは思います。

ファンが特徴的な戦術を求めるのならば、湘南の曹監督のような個性派を呼ばなければなりませんが、あの運動量豊富なサッカーがJ1でもどこまで通用するかは未知数で、オーソドックスな戦術からベースを作っていくほうが大切に感じます。

チームには指揮者が必要です。もちろん責任は必要ですが、監督の継続性を失った今、GMまで動かしてしまうと危険だと感じます。ACミランアッレグリを解任し、セードルフを使いましたが、結局インザーギに代え、しかもなかなか成績が出ないでいます。ACミランほどのビッククラブなら立て直してくる、ガッリアーニなら組み立てなおしてくるでしょうが、まあ、お手並み拝見というところです。

ともかく、結果が出るのには少し長い期間が要ります。(個人的に、近年の3位、3位という3位二回の成績は素晴らしいものだと思いますが)京都はしばらく今井社長祖母井GM中心に、チームを作るべきではないか、そう思っています。

長々とすいませんでした。素人が、京都サンガのいいとこ探しをしようとしたのですが、うまくいったかはわかりません。

rona9229