新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

ありがとう、アッレグリ・そして本田の生きる道

ACミランアッレグリ監督が解任された。僕はど素人でよくわからないので、簡単で、率直な感想を残しておく。

アッレグリはいい監督だったと思う。就任1年目にスクデット、2年目2位、3年目3位とコンスタントに成績を残していた。

僕はACミランをそれほど見ていたわけではないのだが、イブラヒモビッチセードルフがいたころの抜群の破壊力を持ったサッカーや、去年の若手・ベテランを使っての躍進は少し見たし、CLでの去年のバルサと死闘を繰り広げたのは記憶に新しい。

今年はほとんど見ていなかったので何とも言えないはずなのだが、一応記録をくってみると、去年の主軸だったパッツィー二がまだ無得点、エル・シャーラウィも負傷離脱中だと来ていた。これではいくらカカーが戻ってきたとはいえ苦しいだろうな、というのが感想だった。

CLではグループリーグを突破したものの、セリエAでは11位と中位に沈んでいるのも、これだけアタッカーに苦しんでいたらさもありなんという感じだ。バロテッリは点を取っているようだが、各選手の気持ちがバラバラなのではないか、そう感じながらサッスォーロ戦を見ることにした。

なお放送は無音で聞いていたのでよくわからなかったのだが、サッスォーロはアッレグリがセリエCからセリエBへあげ、カリアリへ引き抜かれるきっかけとなったクラブである。指揮経験のあるクラブに解任の糸口を作られるとは、奇妙な縁だと思う。

試合を見て初めに感じたのは、霧が深い。画面が白く濁ってよく見えなかった。グラウンドからの映像では、照明が霧でぼやけてまぶしく、相当見にくそうだった。サン・シーロではなく、サッスォーロのホームだったのは不運だったとしか言いようがない。これにDFは悩まされていたように思う。

試合は19歳?のサッスォーロ・ベラルディが4点をとったが、すべて左サイド(ミラン・右サイド)のスペースを衝かれてのものだった。アッレグリは相手が17位?(降格圏です)ということで、デ・ヨングのパートナーにクリスタンテという18歳の若手を抜擢していました。多分デビュー戦だったんだと思う。ミランの2点目には絡んだ(アシスト)ので、サッスォーロ02ミランまでは試合に貢献していたのだと思うのだけれど、ここが全く機能していなかったのでは。18歳の若武者である。霧で視野が悪い中、百戦錬磨、イタリア代表のモントリーボの代役を務めろというのが酷だった。

ベラルディ1点目は左中盤からのスルーパスオフサイドにひっかけられなかったもの、2点目はグラウンドコンデションが悪くて、左からのロングボールがイレギュラーして微妙に足元に転がったもの、3点目は左サイドからのクロスを合わせたもの、4点目は左サイドをえぐって戻しを合わせたもの。総てクリスタンテのあたりから。

もちろん合わせたり、背後に敵を背負ったり、DFと駆け引きしたベラルディも素晴らしかったですけど。でもミランは18歳のボランチが右サイドで試合の舵を切り、DFをコントロールしていたということを書き落としたら、ベラルディの活躍は少し割り増しして見えているよう思います。

モントリーボと、パッツィーニが入って、ミランは蘇り、試合を押し返します。このチームは潜在能力はピカ一のものを持っています。バロテッリパッツィーニロビーニョ、カカー、この4人だけでも世界トップクラスと言えるでしょう。そこにいずれ弱冠21歳のイタリア代表・エル・シャーラウィが加わり、世界屈指のボランチモントリーボが試合を組み立てるのなら、逆襲はもう既に始まっていると思います。

しかし、実際の試合では、バロテッリのヘッドはファインセーブに止められ、パッツィーニが倒されたシーンでは、PKはふかれませんでした。

デ・シリオやエル・シャーラウィなどを育てた名将・アッレグリはこの試合で、ミランを去ることになりました。もし、初めから、モントリーボが最初から出ていたら、サッスォーロのベラルディが当たっていなかったら、そして霧が出ていなかったら、結果も、運命も違っていたでしょう。しかし、「もし」、は許されず、運命の輪は回っていきます。

ミランにはタソッティというアシスタント・コーチと、ガッリアーニCEOがおり、土台があるので、今後大崩れすることはないと思います。躍進がいずれ始まるのでしょう。しかしアッレグリには僕は部外者なので、「ありがとう」(関係者じゃないから言えるのですが)と言っておきたいと思います。

なお、この試合で本田圭佑がデビューを果たしました。24からの出場で、惜しいシュートをバーに当てたシーンは何回か放映されました。全選手のトップの評価というのは過剰反応だと思いますが、まずまずのデビューだったのではないでしょうか。

しかしその前に後方からのロングボールで抜け出そうとしてボールコントロールに手間取り、シュートまでいくに至りませんでした。手厳しいことを言えば、あそこはもう少し工夫がいるかもしれません。セリエAでもサッスォーロは下位のチームで、守備はザルのように見受けられました。あの守備なら、本田なら点をとれたかもしれない。今後決めきる力の発揮を期待したいです。

バイエルンCSKAモスクワ?のCLの試合を見ましたが、本田は雪の影響があったとはいえ、ロングボールから抜け出した後フリーからボールロストしたり、横からのクロスにミートしきれなかったり、ちょっとミスがありました。ボバンが辛口評価を出していたようですが、それもそのせいかと思います。しかし、まだまだやれるでしょう。特にロングボール、スルーパスには抜け出す能力があり、サイドからアタックする能力を持っているので、今後精度を上げていって、どんどん成長し、どんどん活躍していってほしいと思います。

それが本田の生きていく道でしょう。そしてミランも、これから上昇していくはずです。じっくりその様子を見せてもらいたいと思いました。

以上、長い文を読んでいただき、ありがとうございました。

ブログ村では「ユーベ」か「Jリーグ」にしか参加しておりませんので・・・。

(敬称略)

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