新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

ユベントスは進化する

今年はローマ、ナポリと南部のクラブが元気ですね。ユベントスローマ、もちろんテレビ観戦でしたが、見てみました。

試合前に、トッティの発言が大分物議をかもしたみたいですが、試合は白熱したいい試合になりました。メディアの関心もかなり高かったようで、世界各国から報道陣が集まってきている、とスカパーでは言ってました。いつもなら、早送りで見るのですが、大きな試合なので、ゆっくり味あわせてもらうことにしました。

立ち上がりはローマがいいプレスをかけ、それをユーベが受ける展開、トッティは華があり、いいパスを何本か通していました。しかしブッフォンが立ちふさがり、ゴールを許さない。ローマは一つカウンターからいいシーンがあったのですが、それをブッフォンの飛び出しに防がれたのが痛かったと思います。

ローマは速い攻めとドリブルの組み合わせが印象的なチームだと思うので、裏にスペースがあるうちに有効な攻めを出す、DF陣が攻撃陣を生かすためもう少し粘るべきだった、とは思うのですが、ユーベはそれをさせなかったですね。

前半の中盤まではローマがボールを持ち、ユーベはそれを受けてカウンターを出すパターン。しかしユーベは楔のパスがなかなか入らず、ローマのDF(デ・ロッシ?)が健闘しているようだったのですが、テベスが一瞬のすきを突きました。

サイドからのスローインリヒトシュタイナーが溜めて中央へ。受けたテベスが出したパスが秀逸で、ビダルのシュートも見事でした。これでユーベ10ローマ。早い目のユーベの得点、これが試合の分かれ目になったと思います。

以降、中盤が広がったり、狭まったりしましたが、それはローマのDFラインが上下したからで、ユーベのDFは引いて中央を固め、距離を緊密にとり、相手の侵入を許さない。前半はまだローマにチャンスがあり、遠方からのミドルシュートでユーベのゴールを脅かしたのですが、ブッフォンはいい仕事していました。前半の記録ではローマの5本のシュートのうち4本が枠をとらえていたようですが、ブッフォンがセーブ、さすがとしか言いようがありません。

ユーベのセンターの3人(ボヌッチバルザーリ、キエッリー二)は堅い、堅い。その前にパスの読みのいいピルロがいて、CBもできるビダルがいて、ボール奪取力のあるポグバまでいる。足の速いアサモアリヒトシュタイナーもいて、ローマの中盤は圧力をかけられて、相手MFの前でもたされている印象でした。

もちろんローマの中盤も素晴らしい。しかしクロスから中央の高さを生かす方針に途中から変わったように思います。ユーベは1点取ったために引いて自陣を固めました。引いて守るユーベを崩すのは至難の業です。ここでゲームの流れがまず変わったと思いました。

ユーベはローマを受けつつカウンターを出していました。つなぐ場面も多かったですが、危険な場面を時々創りだしていました。ピルロはダイレクトであまり触らずにチャンスを演出していましたが、ピルロ以外の選手の活躍も目立ちました。

テベスジョレンテはフィットしてきていますね。ジョレンテアタランタ戦での得点を見た限りでは足もともかなりうまい印象、テベスはパスも出せるし、怖い二人です。この二人のコンビで崩せるようになってきたので、これまでのピルロ頼みから、少しマークが分散したように感じました。それは、ユベントスの『進化』だと思います。前線の二人に活かされて、中盤のポグバ、ビダルリヒトシュタイナー、アサモアが躍動していました。

前半35分ぐらいからすでにユーベペースに変わったように思いましたが、後半に入りセットプレーからユーベに2点目が入ります。左サイドのピルロのFKからファーポストのボヌッチに。ボヌッチは今日はファーに張って隙を狙ってました。ローマの守備陣形で、ファーが空くパターンがあったのかもしれません。(前半テベスのシュート性のクロスには間に合わず)僕にはこの2点差がついた時点で、ローマに大きなダメージがあったように思いました。そしてユーベに大きなアドバンテージが。

ユーベはその後も手を緩めず、戦術を遂行します。走り、闘い、地味だが、チームのためにグループとして協力します。ああ、地味だけど闘争心に満ちた、いいチームだなぁ、と思いました。

試合はローマの旗、トッティが交代してからローマの選手の気持ちが切れ、デ・ロッシが危険なプレーで一発退場。(カニばさみで、確かにやばいプレーでした)続いてカスタンがハンドで退場、PKと完全に終わりました。やはりトッティはメンタル面でも、ローマの柱なんだな、と感じさせられました。試合前の発言も、チームを鼓舞する面があったのでしょうか?

結果はユーベ30ローマでしたが、2人の退場までは引き締まり、両チームファイトしたいい試合でした。ローマもいいチームでしたが、ユーベDFがリャイッチとジェルビーニョ、何より、トッティを封じ込めたのが勝因だったかな、と思います。あとテベスはいいシーズンを送ってるなあと感じました。筋肉系の不調で途中交代し、1アシストのみでしたがいい仕事していました。

なかなか見ごたえのある試合でした。両チームに感謝しておきたいと思います。フォルツァ・イタリアフォルツァセリエAまたいい試合を見せてください。いろいろ他のリーグも研究しますが、僕はイタリアが好きなようです・・・。

(敬称略)

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