新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

バイエルン・バルサの戦術考

戦術的な関心から、グアルディオラバイエルンの試合を、立て続けに2試合見ました。CL第2節対マンチェスターC、第4節プルセニです、見事な試合運びでした。今シーズンのバイエルンも強いです。

印象に残ったのは斜めの動き、走り込みや、それに斜めのパスを合わせている点。

442でラインを作ってディフェンスするシステム、ブロックを作るディフェンスは、ディフェンスの選手と選手の四角形の間・スペースに、相手選手が縦横(前後左右)の動きで動いて、斜めのパス交換ができるポジションをとると、パスが防げないか、ドリブルコースが空くかします。

複数のパスの受け手が斜めのパスを受けるポジションをとる。すると相手DFが斜めのパスのコースを切りに行くと、縦のパスコースや、ドリブルコースが空き、縦を切ると、斜めのパス・コースがひらく。

まず、斜めにパスを受けるコースを開く。自分の位置が、縦横のラインからずれて、斜めのポジションにいるようになっている。

バルサのレシャックがこの理論を、わかりやすく書いていてくれています。それを引き写しておきます。

バルサ(が強いの)は1タッチのパス交換ができるポジションをとっているからです」

「(442を示し)DFの4人、MFの4人、FWの2人。この形では横のラインは3つしかありません。これではボールを持っている選手が(DFに縦方向から)プレッシャーをかけられたら、後ろにボールを下げるしかありません。あるいは、(早めに)ロングボールで逃げるしかない」

「サッカーは水平方向(フィールド横方向)にプレーするのではなく、垂直方向(前方・縦方向)か斜めにプレーすべきなのです」

「(縦と横の)ラインを数多く作ることで、1タッチパスを中心としたコンビネーションプレーが容易になります。バルサの選手の特徴は、こうしたパスワークに秀でていることですが、それをより生かすためのポジショニングが重要だと考えています」

「ラインを数多く作り、それをうまく利用するプレーは、トレーニングによって習慣づけられています。シンプルなやり方としては、パスを受けた選手はパスを出した選手にリターンしないという約束で練習をしています。相手はどうしてもボールを見てしまいますからね。パスを出した直後の選手には注意を払っても、ボールが違う選手へ渡ったときにはマークが外れやすいのですよ、単純なことです」

「そしてラインを飛ばす(方法もあります。Ex、サイドチェンジ)」

バルサの特徴は、いつでも誰とでも1タッチのパス交換ができることです。それは、そのためのポジションをとっているから、横のラインを増やし、縦のラインも確保して、斜めや縦方向へのプレーができるようにしているからです」

「自分とDFの間の距離を意識してボールを受けることが大事です。(←DFとDFの間に入ることを指す。また、そのDFとDFの間に入って)自分がプレーできる時間を計算しなければなりません。スキルの高い選手ほど、(間でプレーするのに)必要な距離と時間は短くて済みますが」

バルセロナ戦術アナライズ』西部謙司P.153173より抜粋

ではこの考えに沿い、グアルディオラの4141について簡単にみてみます。

  〇

〇〇〇〇

  〇

〇〇〇〇

 GK

ワントップ、4人のMF、アンカー、4バック、GK、ドイツ・ブンデスリーガの相手チームの攻撃に合わせ、守りやすくした布陣。ウィング(リベリーロッベン)が引いてサイドライン際後方に下がり、守備では相手SBやサイドのOHに対応した形。433のアンカーを置く形の変形。守るときは、よりコンパクトに、人にマークにつく。

攻撃では逆足のウィングを配置、中へ大外のウィングが切り込んでいく。サイドをえぐるパターンからの折り返しもあります。センターのMFは背後でパスコースを開きバックアップ。サイドへ開くこともある。4人は、お互いが斜めに裏のスペースへ走り込み、スルーパスを受けたり、ワンポストに当てて、縦方向や、横方向へのワンツーやバックパスのリターンを受けシュートする。まず斜めのポジションに前後に動いてから連携をとると、相手のフラットラインもこちらに合わせて前後に崩れ、ギャップ、穴、隙ができるようです。

斜めの動きでは、ロングパスを長い距離から斜めに走り込んで受けて、ゴールになるプレーもCLではありました。

    CB   CB

SB    FW      SB

 MF

     MF  MF  MF

守備はワントップと4人のMFのうちただ一人だけが前に出てプレスをかけ、なるべくロングボールを蹴らせるようにする。相手に奪われてからすぐは攻撃に出ていて守りにくいため、その場でまずプレスに行き、時間をかせいで、守りの体制を整える。

なかなか、見ていて面白い戦術でしたが、すべて斜めの動きからできあがっているように思います。

サッカーを見るときの、参考になれば。ど素人の感想ですが・・・。

追記:

でもこのバイエルンのサッカーも、マンチェスターCに砕かれました。サッカーとは奥が深い。マンチェスターCはアーセナルにも勝ったようなので、ちょっと見てみようと思っています。

(敬称略)

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