新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

Keep Going Forward  徳島ヴォルティスの挑戦

徳島ヴォルティスを知っていますか?ということで少し調べてみました。掲示板などで、徳島の昇格への熱や、観客動員を指摘する声がありましたが、調べて、昇格するチームには、昇格する理由がある。人がいる、そういう思いを持ちました。

キーワードは「Keep Going Forward」「新田広一郎」「飯泉嘉門知事」です。

「Keep Going Forward」というのは、徳島ヴォルティスが2009年から掲げているスローガンで、実に5年間このスローガンは変わっていない。横にくっついているサブタイトルは変化しているのですが、この信念を守り続ける、という強い信念を感じます。

このスローガンを掲げたのは、新田広一郎社長かどうかは知りませんが、新田広一郎社長就任と同時にこのスローガンが掲げられたのは確かです。

新田氏は2009年から徳島ヴォルティスの社長に就任、現在まで指揮をとられています。1966年12月22日生まれ、徳島商出身でユース代表に選出経験あり。ポジションは攻撃的なMF、選手権には3年連続で出場されています。順天堂大学を経て、1989年に大塚製薬に入社。順天堂大学というと、元磐田の名波が後輩だったのでは?1989年というとJリーグ開幕直前ですね、同年チームは四国社会人リーグで優勝、JSL2部昇格、後、JFLでプレーした後、1993年に27歳?で引退、大塚製薬の東京本社販促部に籍を置かれるようになられたとのことです。そして、もう一度振り返ると、2009年に3年連続最下位だったチームの立て直しのため、社長に。そして同年就任した美濃部監督とともに徳島は躍進を始めます。(ウィキペディアによる)

プレーヤーから社長へ、これは非常にレアなケースなのではないでしょうか?しかしそれ以上に、人格が素晴らしい、経営手腕も飛びぬけている。数字で見てみます。

徳島ヴォルティスが、5億円の資本金をもっていることはご存知でしょうか?甲府が約3億円、これは2012年の段階で、J2ではトップの数字です。J1に入っても、そん色ない数字で、累積損失もなく、健全経営の汗のにじんだ数字だと思います。人件費は京都より少し少ないですが、かなりの額を積んでいるのに、経営は健全、これは経営陣の手腕でしょう。(Jリーグの2012年の経営開示資料による)徳島県全域(全市町村)をホームタウンにしているという点にも高い哲学と、信念を感じる。

もともと徳島ヴォルティスは1994年に母体となった大塚製薬サッカー部がJリーグ加盟を経営面の疑問から断念(現在のJリーグの現状を考えると、英断だったと思います)、その後かなりの紆余曲折があったようですが、飯泉嘉門というカリスマ的な知事が現れ、困難を突破、落ち着くべきべき所に、チームを落ち着かせました。

大分や、山形や、岡山のようなチームも行政とのかかわりが強いと思いますが。この徳島ヴォルティスのようなチームの凄さは、母体に大塚製薬という大企業が控えていること。なおかつ健全経営を鉄の意志で守り続けていること。行政も熱心にチームを支え続けていること。どこがJ1への熱がないねん、という感じです。

大塚製薬とは大鵬薬品アース製薬などを含む大塚ホールディングスの一員で、オロナミンC、カロリーメイト、ポカリスウェットなどの食品業は超有名な多角的な大企業群です。社の出身が鳴門市である縁から徳島を応援しているようですが、「ものまねをしない」企業、メセナにも積極的(美術館等)に関わる、懐の広い企業のようです。このようなチームが、J1へ上がる資格がないわけがない。

京都とのプレーオフ、京都は全力を尽くしますが、楽しみにしたいと思います。

なお京都の行政にも山田啓二門川大作という賢人がおられることは付記しておきます。亀岡市の栗山正隆市長もかな?どうだろう。城陽市にも奥田敏晴新市長が誕生したはずです・・・。

(敬称略)

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