新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

根本的なこと リスペクト・フォー・Jリーグ (群馬の容疑者は本当に靴を盗んだのか?)

京都サンガと、ザスパ草津の試合は死闘になった。雨でピッチがひどい条件になったため、選手たちはボールの予測・コントロールに苦しんでいたし、正当なジャッジだったが、退場2人は大きかった。京都にとって大きな勝利だったが、群馬にとっては痛い星を落としたことになるだろう。

京都サイドから見て、染谷、下畠の二人は酒井、安藤の代わりに出て途中交代と、本人たちにとっては不本意な結果になったかもしれないが、あの雨では仕方がないな、そう思う。次の機会の発奮を期待したい。

群馬サイドからは数日後、衝撃的な発表(窃盗事件)があった。人とは過ちを犯すものだし、それぞれにそれぞれの事情がある。詳細が明確になるまでは批判的なことを言うのは避けたい。

また、小さな声で言いたいのは、拙速に結論を出すな、ということだ。今回の件は、特に8月30日に「なくなっているのが分かった」という点、最近になって調査が始まった点、どういう経過で本人にたどり着いたかわからない点、本人の自供が決め手となって捜査が行われている様子な点、様々な点から、僕は「容疑者」の行動に疑問を持っている。捜査が始まったのは10月2日でそれから22日に発表があるまで、容疑者に対しおそらくは事情聴取が続いていたのだろうし、物的証拠が靴以外にないのに、どこまで本当のことがわかるのか、また本人の生活や動機などの事情がどこまで分かるのかよくわからない。

ただ本当のことならば、罪を受け止め、それを償う道を歩んでほしい。

Jリーグ、というのはファミリーであると思う。J1、J2、そして来年のJ3、各カテゴリーの違いはあるけれど、スポーツマンとして、サッカー人として、ファンとして、僕たちは同じ時代に生き、同じ空気を吸い、同じ瞬間を所有している。僕らはつながっている。同じJリーグに関わる人間として、このような事件が起こったこと、いたましい思いだ。

少し話がそれるが、ついてきて、聞いてほしい、西京極スタジアムの話をする。一つのたとえだ。

京都サンガのホーム・スタジアムは西京極スタジアムだ。しかし京都のファンをはじめ、他サポでも、西京極を馬鹿にする人がいる。屋根がない。電光掲示板である。ピッチから遠い。様々なことが言われるし、それは事実だろう。

しかし、その球技場は、僕ら京都サンガの大切なホーム・グラウンドではないのか?僕らのフィールドではないのか?改修してほしいという気持ちはわかる。しかし、西京極を貶めることは、自分の持ち物に対して、唾を吐きかけるようなものではないのか?京都市民や、西京極を愛する競技者に対する侮辱ではないのか?僕自身、自分が傲慢になって、西京極について論じてこなかったか、反省する必要があるのではないか、そう思っている。本当は、西京極に感謝し、西京極を誉め、西京極を盛り上げるべきではないのか。

Jリーグについてもそうだ。Jリーグについて論じているうちに、Jリーグを批判することに専念しなかったか、創造的な議論を展開できていたか?Jリーグを貶め、Jリーグへの敬意(リスペクト・フォー・Jリーグ)を欠いていなかったか、自分のこれまでの発言を反省する必要がないのか、今問い直している。自分自身について、言葉というものは大切なものだから、慎まねばならないと思っている。

そして、容疑者を強く、深く貶めることは、Jリーグを痛めつけることではないのか、そう思うのだ。

Jリーグは他の国にあるリーグとは同列に語れない。『Jリーグは僕ら自身』なのだ。Jリーグとは日本なのだ。

少し大風呂敷を広げてしまった。しかし僕らの活動の土台として、僕らの、日本人の所属するリーグとして、Jリーグを尊重し、Jリーグを活性化していかなければならないと思う。プレミアはイングランド人が、リーガはスペイン人が、セリエはイタリア人が盛り上げるだろう。エールディビジも、ブンデスも、それぞれがそれぞれの土台をもっている。しかし、Jリーグは日本人が盛り上げていかないならば、誰が盛り上げるというのか?

僕らがやるしかない、それは根本的なこと、Jリーガー達をはじめ、みんなに必要な認識だと思う。

話を戻す。現役Jリーガーが事件に巻き込まれたか、事件を起こしたかもしれない。これはJリーグの問題の一角であり、群馬だけの問題ではないのではないだろうか。ぼくらは問題を共有し、彼(容疑者)を厳しく責めるとともに、痛みを共有し、救うべきではないだろうか。

僕自身よくわからないで、まとまらない気持ちでいつものようにつづっているのだが、『Jリーガーの待遇をよくする』『Jリーグという組織の問題』そのような断片的な思いがわいてくる。これをまた考えたい。また『失敗からもう一度立ち直る人間』『Jリーグへの尊敬(リスペクト・フォー・Jリーグ)』という切れ切れの、想いもわいてくるのだ。

罪は罰せられなければならない。僕も完璧な人間じゃないから日々、責められるべきことを抱えて生きている。罪人の肩を持つということは、尋常ではないのかもしれない。しかしまず彼の事情の事も知りたいし、同じJリーグに関わる人間として、それ以前に一人の人間として、よく報道の推移を見守りたいと思う。

僕は間違っているのかもしれない。よくわからない。しかし、ここに疑問を記し、留めておく。

(敬称略)

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