新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

移行しました。単なる素人です。がんばります。 

「どうすれば観客は増やせるか?」

札幌と、大分が経営的に再建する方法はどこにあるのだろうか?

なによりも、観客について。札幌の平均観客動員数は2001、2002年のころ、J1にいたころは2万人近くを動員していたのが、今は減少して、1万前半に落ち着いている。大分も2万人いた平均観客動員が、半分の1万前半に落ち込んでいる。京都は?1万人から7千人の間であまり動いていない。

札幌については、2003年に日本ハムが北海道に移籍し、ファンがそちらに移ったこと、メディアの露出が減少したことが考えられる。大分については、熊本のJ2昇格が2008年、北九州のJ2昇格が2009年、大分の降格が2009年(2010年J2)、北海道のファン、九州のファンが分散していることが、減少につながっているのではないか?これを見ると、ファンをどのようにして囲い込むか、またファンをどのようにして呼び込むかを考えなければならないと思う。なお、今年J1に大分は復帰したが、現時点で平均1万2千人の動員、かつてのような2万人の動員には及んでいない。

2チームとも、正直に、失礼ながら言わせてもらうと、観客の層が減少している。こういう場合、新規の観客をどこかから見つけてこなければならないが、人口減の中、強力なジャンプができるのだろうか?札幌はすでに人件費を強烈に抑え込んで、身の丈(人件費)を縮小した。一方、大分の方はJ1に昇格したことで人件費はどうなっているのだろう?今年度末、またJ2降格が決まった後で、今年の決算がかなり厳しいという話が出てくるのではないか。

札幌については、熱いサポーターという印象があり、大分については手厚い官からの支援、という印象がある。それは資産であり、強みであるのだから、そこに頼るしかないと思う。

収入としては、観客動員、広告収入、放映権などからの分配金、の3本柱があるといわれるが、北海道はJR北の事件、大分は企業の規模もあり、なかなか広告収入の増加は望めまい、放映権からの分配金は一定額である。観客動員を上げ、さらに付加価値を上げることのみが、広告の上昇につながるわけだから、『人』をどうするか、というのが課題になる。

例外はある。千葉などは、観客動員を上げている。市原臨海時代は7千人がせいぜいであったのに、フクアリができた2005年以降急激に観客動員を伸ばし、J2でも1万人近い動員を誇っている。これは千葉市フランチャイズを移したこと、フクダ電子アリーナというスタジアムができたことが大きい。しかしこれは数少ない例外だと思う。

最近、広島、G大阪、京都、山形などでスタジアム建設の話が持ち上がってきているのは、このような流れに乗った話だと思う。(G大阪はすでに着工)

Jリーグはエクスパンション、つまりチーム数の拡張によって観客数の上昇を図ってきた。収益の増加もそれに頼ってきた。しかしファンの数は実際は地盤沈下し、トップクラブの収益は悪化している。千葉、京都のように持ち直しているのは例外的な事例なのだと思う。

バレーのように芸能人とタイアップして、観客増を考えるのも、一つの手だとは思う。しかしそれはフロー層の動員にしかつながらない可能性はある。

「観客をどうやって増やすか?」

これはサッカー(Jリーグ)だけの課題ではなく、ラグビートップリーグ、バレーのVリーグ、バスケのbjリーグなどの課題でもあると思う。1つの手として各プロチームが連携する。たとえば京都ならbjのハンナリーズと京都が連携したり、神戸とラグビー神鋼が連携したりというのも一つの手ではある。確かバルサもサッカーだけではなく、バスケなども含めた複合型のスポーツクラブだったと思う。

プロ野球のように伝統のあるスポーツでも、運営費、親会社の負担というものは問題ではあると思う。各スポーツ紙とのメディアの露出がプロ野球は巧みであるし、親会社からの補てんなどで、ガラス張りになっていない分、問題になっていないが、いずれ表面化することもあるだろう。(DeNAなどは大丈夫なのだろうか)

これらの、もう一度言う、「観客数をどう増やすか」、という問題を解決するには、これまでのプロ野球・大相撲中心のスポーツ体制から、その2者とも共存しながら、どのようにして日本スポーツ界の発展を図っていくのか、どのようなファンの育成を図るのか、という新しい体制への移行なり、研究なりが必要なのかもしれない。

新しいスポーツとのかかわりのあり方。それは文化としてのスポーツのあり方(toto補助金)ともつながるかもしれないが、国にそれまでの余力があるかどうか。

取り止めとなく話をつなげていけば、大ぶろしきを広げてしまった。

考察はやめないが、ひとまず今日はここまでにしておく。

(敬称略)

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