新・rona9229の日本サッカー応援の軌跡

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(Jリーグ2ステージ制)愛ゆえに涙ながら京都の現状を語る(京都は甦る)

2ステージ制が話題になっています。いろいろな観点から、導入が検討されていると思いますが、一つ背景にあるのは、ファイナンシャル・フェアプレーとやらをUEFAが唱え始めたがために、累積損失の問題が急激にクラブにのしかかってきたのではないでしょうか。

Jリーグブンデス・リーガにならって、各クラブの経営状況をガラス張りにしてくれているので、各年度の収支などについては明らかになっています。一方で、累積の損失についてファンに明らかになっているのでしょうか?

2012年度の収支がJリーグの公式ページに7月12日に出ていますが、京都サンガは営業などの利益で約3億円の黒字の収益、J1・J2では大分に次ぎ、2番目の成績だそうです。その一方で利益剰余金の欄で32億円の累積損失を抱えています。これはJ1・J2通じて、よくみてみるとワーストの数字で、神戸が19億円、横浜FMが17億円という数字を考えると、いかにバカみたいにジャブジャブお金を使っていたのか、シャレにならんな、というのが正直な気持ちです。

しかし京都にはこの赤字を解消していくシステムができつつある。社長の憂慮は深いと思いますが、バックアップしてくれる企業もあるので、赤字を消しつつ、いかに健全な経営を続けていくか、今井社長祖母井GMの手腕が問われると思います。

「場合によっては、J2に定着してもいい」という、沈痛な社長の発言は、ここからきていたのか、と胸が痛む気持ちです。京都がレンジャーズやバレンシアのようにならないように、ドルトムントの経営再建や、ドラッカーの理論、バルサの経営哲学などを多少調べてみるつもりです。「今はクラブに本当にお金がないんや」とどなたか書き込まれていましたが、胸に迫る言葉でした。

それはともかく、2ステージ制です。京都のように、経営再建の軌道に乗りかけたチームはいいですが、横浜や、神戸のように「赤字でもいいが強いチーム」や、「累積損失を抱えているが、バックアップ企業が見つからないチーム」、特に行政などから出資を受けているチームは今、深刻な危機に見舞われているのではないでしょうか。すいません、開示資料で目立つ2チームの名前を上げました、他のチームも似ていると思います。あの優等生といわれる甲府でさえ、累積損失を抱えているようです。J2の累積損失(利益剰余金)の欄はずらりとマイナスが並んでいます。

「いつか解消する」、それが通るようならよかった。しかしファイナンシャルフェアプレーが導入され、赤字体質のクラブがレッドカードを提示されるようになった今、Jリーグは崖っぷちに今、立たされているように見えます。その改革の一環が、2ステージ制として出てきたのではないでしょうか。

僕としては、それはちがうだろう、Jリーグは崖っぷちになんか立ってないし、方策を探るにしても、経営体力の弱い累積損失がかさんでいるクラブや、不況下の企業からギブ・アンド・テイクとして支援(ギブ・広告収入)を得られないクラブを、それでは救えない、と思います。ではどうすればいいのか?と問われれば、いま至急調べている、としか言えないですが。

京都について言えば、恵まれている、未来は明るいと思います。ここまで累積損失を抱えられたのも、バックアップの企業が、「まあ出したろかいや」という声を出してくれたことにフロントが乗っかってしまった結果であり、今のフロントは若手を育てたり、各地域に普及活動をし、新しいスタジアムも今後できると、プラスのスパイラルができつつあります。チームも限られた予算の中で、よく健闘している。赤字は決して出さない、と堅い決意を抱いている。補強しなかったのが、いい例です。僕もさらにこれをエンパワーする方法を、考えたり調べたりしたいと思います。そしてそれがJリーグがより強くなり、繁栄する方法につながればと思います。

2ステージ制には、どちらかといえば反対なのですが、この文章がJリーグの現状を把握する参考となり、未来がここから切り拓かれていくことを望みます。Jリーグの経営収支の資料は、Jリーグのページの7月12日のプレスリリースにデータとして公開されていますので、それに目を通していただくことも、勧めておきます。利益剰余金の欄でマイナスになっているのが、累積損失だと思います。京都に関しては京都サンガ応援特集の通年の欄に記事がありますので、それも参考になると思います。

(敬称略)

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